こんにちは、satoです。妻の妊娠がわかってから始めた禁煙ですが、無事に3ヶ月を突破しました。前回の報告からまた一ヶ月を積み上げたわけですが、この一ヶ月間、少しだけ気持ちに変化がありましたので報告します。
1. もはや血中には微塵もニコチンが無い状態。でも油断禁物!
ニコチンが体から完全に抜けるのに必要な期間は、たった48時間~72時間です。この期間さえ我慢できれば、ひとまず体からはニコチンが消え去ったと言えます。但し、ここから何週間かが本当の試練だということは、実際に禁煙を試したことがある人なら知っていると思います。体ではなく、「脳」がニコチンを欲してくるんですよね。私も今回の一ヶ月は、今までには経験しなかった喫煙衝動がなぜか現れました。
2. 禁煙中の喫煙衝動の正体
禁煙って、いつまでやれば成功なのでしょうか?私が考えるに、「自分が死ぬ時まで禁煙することが出来たら」だと思っています。言葉の意味として「煙を禁じる」わけですから、禁じる必要が無い状況=死ぬ時かなと考えています。
ということは、それまではずっと「禁煙」というわけです。ずっと積み上げていくもの。その過程では、「一本だけお化け」というものが出現するらしいのです。それが遂に、私にも現れたようです。
この一本だけお化けは、たまに現れては「もう長いこと禁煙できたのだから、一本くらい吸っても大丈夫だよ。吸ってみなよ~」と囁いてきます。その誘惑に負けて、一本吸ってしまうと全てが水の泡。何年やめていようが関係なく、また一から禁煙のやり直しです。
3. で、satoは吸ったの?
これはもう、記事名でネタバレしていますが、一本だけお化けに負けることなく、現在も禁煙を継続中です。では私の思考がどのようになっていて、結果的に禁煙を継続できているのか。書いていきます。
4. 誘惑に「負けなかった」理由
4-1. 体調がいいから。
禁煙してから、体調は本当にいいです。そのため、「またタバコを吸うことになって、この体調を手放すのは嫌だな」と思いました。また、現在ジョギングや筋トレに取り組んでおり、特にジョギングにおいては月に100km走ることが出来ました。肺が全く苦しくないので、足が痛くならない限りは毎日走ることも可能になりました。これを禁煙で得たことは、自分の中で大きい出来事です。
4-2. 臭くなるから
私はたまにパチンコを打ちにいくのですが、禁煙してから行った際に、服がものすごく臭くなっていることに気付きました。服だけではなく、髪にも匂いがべっとり。自分が吸っているときには全く気付きませんでしたが、吸わない人にとってはかなり臭いと思います。
4-3. 妻と子どものため
元々、禁煙を実行するきっかけになったのはこれです。子どもには絶対良くないですよね。妻にも「子どもが出来たらやめる」と言っていたのですが、これは案外強い効き目があります。退路を断つ意味で、大事な人に宣言するのは効果的だなと思います。
4-4. お金に余裕が出来る。
これ、実際に禁煙してみるとわかります。仮に一日1箱消費すると考えると、約500円。タバコと飲み物は蜜月の関係なので、実際には600~700円使うかもしれません。一ヶ月続けると、20,000円越えちゃうかもしれませんよね。禁煙すると、財布をあまり開かなくなるんです。不思議ですが。この浮いたお金で、ブログのサーバー代や、服、本等を買っています。
4-5. 精神的に強くなった(気がする)
今まで20年以上続けてきたことを「やめられた」という経験は、無意識のうちに自分を強くしている気がします。この強さは、フィジカル面と強く関係していると感じていて、例えばジョギングで長い距離を走ることが出来るようになったのは、単に体調が良いだけではなく、この気持ちの強さもあると感じています。
5. まとめ。禁煙のメリットが大きすぎるから継続できる
私にとっては、体調面でのメリットがとても大きいです。また、禁煙によりタバコが本当に体に良くないものだということを体感したので、デメリットと比較することが出来、結果的にメリットの方が大きいと判断しています。持ち物が減って、ポケットが軽くなったことも地味に嬉しい出来事です。禁煙は、最初の一週間が本当に辛かったなぁと今でも思うし、この期間を乗り越えなければ禁煙のメリットも体感できないと思います。他人に禁煙の良さをいくら説明したところで、100%を伝えることは出来ないと思います。
禁煙しても、失うものはなにもありません。今までに何百回も禁煙に失敗してきた私。偉そうなことは言えないのですが、禁煙はしないよりしたほうがいいものだと、自信を持って言えます。