帰宅部。

【子育て】妻の産後脱毛が、思ってたよりすごかった。

 こんにちは、satoです。生後100日のお祝いも終わり、既に4ヶ月を過ぎて、我が子はすくすくと育っております。

そんな中、妻から「何だか抜け毛が酷いんだけど、、、病気かな(泣)」と相談が。抜け毛だけが酷いなんていう病気、あるのかな?

1.どうやら、「産後脱毛」というものがあるらしい、、、

 ある日のこと。風呂上りの妻が

「これ見てー!」

と、何かを差し出した。

手のひらには、こんもりと抜け毛が、、、。

これはひどい。一回でこれですよ。

妻が言うには、「産後脱毛」というものがあって、ほとんどのママが体験するらしいです。

そんなにメジャーな症状があったとは。全く知りませんでした。ではどうして、こんなことが起きるのでしょうか。

2.産後脱毛の原因とは?

  妻がなんだかかなり心配しているので、私も調べてみることに。

2-1.ホルモンバランスの変化

 そうそう、出産ってこれがかなり起こるみたいなんです。よく聞くのは、「髪質が変わった」「歯が虫歯になりやすくなった」などですね。ちなみに私の妻は、結構重めの花粉症だったのですが、出産後は全く症状が出なくなりました!ホルモンバランスの変化によって、体に良い影響が出ることもあるようです。

 話を戻しますが、このホルモンバランスの変化が具体的にどういうことかというと、「妊娠中は特に女性ホルモンが多く分泌されるようになる」ということが挙げられます。女性ホルモンの一種である、エストロゲンというホルモンには、「髪の成長促進や髪の維持」を司ります。

髪には寿命があります。普通は、「生える」→「伸びる」→「抜ける」,,,を一定の周期で繰り返します。また、まるで信長の鉄砲隊のように、いくつかの髪の列が頭皮の中に隠れていて、抜けては生えるを繰り返すため、基本的にはいつでも髪の毛はフサフサなのです。

そしてエストロゲンの効果により、妊娠中は髪の寿命がいつもより長くなることがわかっています。そのため、出産後にホルモンバランスが正常値に戻ったとき、本来もっと早く抜けるべきだった髪が一気に抜けることに。これが、産後脱毛の一つの原因です。

2-2. 出産、育児によるストレス

 私が改めて言う必要もないくらい、出産にはかなりの身体的・精神的負担が伴います。また、出産はかなり大変ですが、それよりも大変なのが「子育て」。すべての生活は赤ちゃんに合わせて変えていく必要があります。

 2~3時間おきの授乳、ぐずったときのあやし、沐浴、、、、今までやったことないことが押し寄せます。また、まとまった睡眠をとることが難しい時期です。私の家庭では、「夜は私(夫)が起きて、おむつ替えとミルク係」をすることによって、ある程度まとまった睡眠時間を妻にとってもらいました。私は普通に一般の昼仕事なので、慣れるまでは結構しんどいこともありましたが、今ではやって良かったなと思っています。ある程度は夫婦で役割分担をしないと、奥さんはパンクしちゃうと思いますので、なるべく夫が出来ることはやりませんか?

 というわけで、寝れないし、忙しいしで奥さんは大変です。ストレスもたまりますよね。食生活などにも乱れが出ますし、そんなことが続くと健康な髪が育ちにくくなります

2-3. 髪の土壌(頭皮)の環境変化

 育児で忙しく、お風呂に入る頻度がいつもより少なくなったりした場合、頭皮の環境も悪くなります。皮脂油や頭皮の汚れが毛穴に詰まって、健康な髪が生えにくくなることも。また、出産によって体質が変化し、今まで使っていたヘアケア用品が合わなくなることも考えられます。

2-4. その他の原因で考えられること

 ほか、原因として考えられることは「喫煙」「出産での過度なダメージ」「出産後の過度なダイエット」などなど、色々と考えられます。抜け毛がひどいなと思ったら、まずは自分の生活を振り返ってみてはいかがでしょうか?

3.解決方法は「気にしすぎないこと!」

 誰だって、いきなり抜け毛がひどくなったらびっくりしてしまうと思います。でも、この産後脱毛は、ほとんどの方に起こりうる現象だということを忘れないでください。

ほとんどの方が経験しているにも関わらず、じゃあ皆さん禿げてますか?というとそうではないです。つまり、これは一時的な現象なので、いつかは収まります(大体半年くらいから落ち着いてくる方も)。

髪を作るのに必要なたんぱく質をちゃんと摂って、許されるなら、睡眠もしっかりとりましょう。女性用の育毛剤も色々と販売されていますので、使ってみるのもいいかもしれません。

永久に生えてこなくなる脱毛ではなく、あくまでも一時的なものですから、気にしないで穏やかに毎日を過ごしてくださいね(私の妻も、今ではあまり気にしなくなりました)。

因みに私は加齢による脱毛(AGA)なのですが、自分で色々調べて、AGA治療薬を使っています。その話はまた別の機会にでも。では!