こんにちは、satoです。週末の台風19号。全国的に被害が凄まじく、大変な思いをされている方がたくさんいると思います。私の家は、浸水等なかったものの、停電してしまい不安な夜を過ごしました。災害対策については今回色々と考えさせられたので、また別記事にて考えたことなどをまとめようと思います。
さて、以前より楽しみにしていたドラマ「ニッポンノワール -刑事Yの反乱ー」が放映開始しました。
台風のおかげでちょっとバタバタしていましたが、本日やっと見られたので感想でも書いていこうと思います。ネタバレありで書いていますので、自分で見たい方はご注意!
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1. 始まりは、死体と一緒に。
ドラマが始まってすぐ、主人公の遊佐清春(賀来賢人)は、山小屋で目を覚ます。

隣には射殺されたと思われる上司、碓氷薫(広末涼子)の遺体が。

しかも自分は、ここ何か月かの記憶がすっぽり抜け落ちていることに気づく。自分が殺したのかさえも分からない中、このシチュエーションに留まっていたらヤバいことだけは理解し、自分がこの山小屋にいた痕跡を全て消し、山小屋を出る。
着ていたものを処分する清春。最近の記憶がない清春が頼りにしたのは、半グレ集団「ベルムズ」の元リーダーである喜志正臣(栄信)だった。

ここで出てきましたね。「3年A組」の登場人物である喜志正臣です。このシーンを見る限り、清春より立場が下な振る舞いをしていました。また、「もう足を洗って、まっとうに生きるんだ」と正臣に真剣に話していました。この二人にどのような過去があったのかはまだ語られませんが、後々重要になりそうな気がします。
警察仲間から電話があり、今度は刑事として先ほどの現場に戻る清春。もちろん、その場にいたことは隠して。
現場につくと、亡くなった 碓氷薫をリーダーとする 碓氷班の面々が終結。現場検証を開始します。
ここで清春は、自分の記憶が3か月ほど無いことを仲間に打ち明けます。但し、「朝起きたら記憶が無くなっていた」ということにして。
清春は、現場検証に来た警察の皆に、疑われます。それほど素行が悪く、 碓氷薫ともぶつかり合っていたためのようです。(但し、記憶がない清春は、自分が碓氷班長とやりあっていたことを覚えていません。)
2. 警察の会議室で乱闘
現場検証の際もそうだったが、清春は素行不良であり、「警察のガン」と呼ばれるほどに警察仲間からの信頼が全くない刑事でした。そのことをきっかけに、他の班の刑事から、 碓氷班自体が馬鹿にされるようなことを言われ、会議室内で乱闘が起きてしまいます。

ここでも出ましたね。 「3年A組」の登場人物 である宮城遼一です。遊佐と過去に何かあったようで、「過去、遊佐に手柄を横取りされた」と言っていました。この話も、後々出てきそうですね。
乱闘中、突如銃声。そこには、才門要(井浦新)が。
警察官が殺されたということで、公安部が調査する案件として、才門を呼んだとのこと。そして才門は、若き日の清春を育てた先輩のよう。清春は反抗していましたが。
3. もう一つの重要なキーワード「十億円強奪事件」
会議(乱闘)が終わり、 碓氷班の部屋に戻った清春は、そこで一か月前に起こった「十億円強奪事件」について班の仲間から聞かされます。
「警察の裏をかき、十億円の強奪に成功した犯人たちは、最終的に仲間割れによって全員死亡した」という事件です。十億円の行方もいまだに不明というこの事件は、今後大きく物語に絡んできそうなニオイがプンプンしますね。
4. 碓氷薫には息子がいた
警視庁捜査一課長である南武修介(北村一輝)が、 碓氷薫の息子である碓氷克喜(田野井健)を連れてきて、清春に面倒を見るよう伝えます。が、面倒事が嫌な清春は警察署から逃げ、行きつけの喫茶店へ。喫茶店が入っている建物の3階が清春の自宅。喫茶店のマスターは深水喜一(笹野高史)で、その娘はフリーライターの深水咲良(夏帆)。深水喜一は警察のOBのようです。
ここでも克喜を邪険にし、一人で家に帰らせる清春。克喜が家に帰ると、家の中は何者かに荒らされていた。そして家の中には才門が。そこに駆けつける清春。どうやら克喜の後をつけてきたようです(記憶喪失だから、過去に家を知っていたとしても忘れているから)。
才門を疑う清春だったが、ここに来た理由を聞かされる。

十億円強奪事件を、碓氷は追っていた。あの事件は、警察の裏をかきすぎていたから、黒幕が警察内部の人間であることは間違いないだろう。碓氷は捜査の過程で、現在行方不明になっている消えた十億円 のありかを突き止めたらしい。十億円は碓氷が別の場所に隠した。それを奪うため、碓氷は黒幕に殺されたんじゃないか?
ここからは誰も信じるな。そう才門に忠告される清春(才門自体も怪しく見えるし)。家を出ると、克喜から「母の死んだ場所に行きたい」と言われ、山小屋へ。
5. 山小屋で銃撃戦へ。狙っているのは誰?
克喜を山小屋に連れてきた清春。克喜は取り乱すでもなく冷静に母の死んだ場所を見つめます。しばらくすると、突如屋根から銃弾が。誰かが狙ってきたようです。
銃弾の主は、碓氷班の後輩、名越時生(工藤阿須加) でした。

碓氷を女性として好きだった名越は、警視庁捜査一課理事官である本城諭(篠井英介)から、清春が怪しいと聞かされ、逆上して襲ってきたようです。 十億円強奪事件に関与している人物ではなかったです(今のところは)。 碓氷の家を荒らし、清春が吸ったタバコの吸殻を碓氷の家に置いたのも名越のようです。

この人も「3年A組」の登場人物 。本城諭(篠井英介)。 ドラマ「3年A組」での 魁皇高校立てこもり事件で、SITを指揮する人物として登場していました。今回は、彼の娘も事件に関わってくるということです。なぜ清春を犯人だと疑っているのかも、今はまだ明らかにされていません。
名越と乱闘になるも、清春が優勢。だんだんと清春は、正気を失っていき、一心不乱に名越を殴り続けます。この時、清春の過去がフラッシュバックして、「母は自分を生んだと同時に死んだ」「父親をボコボコにした」「ごみを漁って残飯を食べた」「警察官時代に、宮城と揉めた」等の映像が映ります。
そのとき、山小屋に銃声が。克喜が銃を撃ったようです。

母を撃ったんですか?
初めて取り乱す克喜。

自分がやったかどうかもわからねえ。殺したのかもしれない。でもそうでないかもしれない。だからお前がジャッジしろ。
記憶がない清春は、克喜に「俺についてきて、最終的にジャッジしろ」といいます。

そういや思い出したよ。お前の母さんは、お前を愛しているって言ってたよ。お前を守るために体を張って仕事してたんだよ。
泣き叫ぶ克喜。

母が死んだ深層を知りたければ、俺について来い。
清春と克喜は、一緒に暮らすことになります。清春の家でカップラーメンを食べる二人。
そしてもう一人。ボコボコにした名越を家につれて帰っていた清春。

名越。殺されたくなければ協力しろ。
本当に殺す気は無いでしょうが、脅す清春。名越は協力することに( 私怨で発砲したこと等、色々ばれると大変だろうし)
清春が部屋の棚を開けると、見慣れない封筒が。中を開けると書類と銃。銃は、十億円強奪事件に使われたものと同じ形式。書類は、当時の犯行のシナリオが事細かに書いてあった。
自分が犯人?記憶が無い清春。そんな時、外ではパトカーが建物を取り囲んでいました。指揮をしているのは本城理事官。

面白くなってきやがった!
いきなり絶体絶命。来週はどうなる?
6. 謎が謎を呼ぶストーリー展開
第1話が終わりました。いやー面白かった。登場人物も全員怪しく見えるし、伏線も張りまくりだろうし。前クールのドラマ「あなたの番です」も、視聴者が考察を色々していて楽しかったですが、今回もサスペンス色が強いだけあって楽しくなりそうです。
第1話で、私が感じた今後の伏線は
①ドラマ冒頭に15秒ほど流れる映像。叫ぶ老婆や145番と書かれたロッカー、インフルエンザの記事が書かれている新聞。これらの映像がフラッシュバックします。
②清春は記憶喪失になった原因。
③宮城遼一と確執を持つ原因となった過去の出来事。
④ベルムズの元リーダー、喜志正臣が清春と親しい理由。また、改心した理由。
⑤清春が警察学校に行っていた時、教官として碓氷が来ていたのに、その時の記憶も無い(ことになっている)。清春が記憶を失っているのは3ヶ月ほどのはず。これは、清春が嘘をついているのか、それとも本当に碓氷に関しての記憶が無いのか。
⑥克喜が飲んでいる薬。何かの持病持ち?
⑦エンディングで、碓氷 が誰かに電話しているが、最後に「ごめんなさい」と言っている。これは誰と話していたのか。また、これはいつの電話なのか。
⑧名前に「喜」とついている人物が多い。今は全く予想できないけど、何かある?
こんなところが気になります。暫く楽しめそうなドラマです。おすすめ!
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