こんにちは、satoです。前回の記事では、実際にどんなトラブルが起こったのか?というところまでまとめていました。今回は起こったトラブルに対して、どこまで保障してもらえたのかについて書いていきます。
1. アクシデントによって損失したお金
以下、起こったトラブルについて、どの程度損失が起こったのかを箇条書きにしてみます。金額はだいたいです。
①初日にフィレンツェに入れず、無駄になったホテル代:12,000円
②初日にフィレンツェに入れず、無駄になった次の日の高速鉄道代:4,000円
③初日にミラノへ入るも、ロストバゲージしたため、買った洋服、下着、日用品:20,000円
④ミラノの空港からホテルまでのタクシー代:10,000円
⑤最終日に成田空港へ着くも、ロストバゲージしたため、買った下着、日用品:4,000円
合計:50,000円
約50,000円くらいです(実際には55,000円くらいだったかな)。この分が、旅行後すみやかに保障されました。結構大きい金額ですよね?
2. 私たちが入ったのは「たびとも」保険
私たちは旅の準備をしている時期に丁度、生命保険について「ほけんの窓口」に相談に行っていたので、ついでに海外旅行保険についても調べてもらいました。その中で選んだのがこれ。
出発日60日前~当日まで契約OKな保険でした。全てネットで完結するので、簡単でしたし、尚且つ値段も良かったです。
今回のアクシデントで保障された金額の1/7の値段ですよ。本当に入っておいて良かったと思います。
3. 保険の適用については、入った保険の内容によります。
私たちが入ったこの保険については、
・「航空機寄託手荷物遅延(ロストバゲージもこれ)」
・「航空機遅延事故(ストライキでフィレンツェに入れず、スイス経由でミラノに入った件は、これで保証して貰った)」
・「賠償責任(何かものを壊した、人身事故を起こした等。私たちは使わずにすみました)」
この3つが保険内容であり、状況に応じて、要件に当てはまれば補償してもらえることになります。
保険に入る場合は、どんな内容なのかをきちんと確かめて、自分たちに合った内容の保険を選ぶようにしましょう。
ちなみに私のアイフォン(予備で持っていったやつ)の電源がつかなくなってしまい、保証を求めましたが、スマホなどの保障は対象外だったようです。運よく後日、電源が入るようになったので問題ありませんでしたが。また、問い合わせのために日本へ電話した場合の電話料金も対象外でした。色々とアクシデントが重なったため、様々なところに電話しなければならず、このつきは15,000円ほど海外通信料で多く請求されています。
4. 保障を受けるには、各種書類が必要な場合も。
さて、最後になりますが、保険会社に保障してもらうには、アクシデントが本当に起こったものであるということを証明する必要があります。そりゃそうですよね、安い保障ではないので、口頭での証言だけを信じてたら保険会社が潰れます。
どんなものを求められるかは、各保険会社によって違うと思います。が、大体は「空港で発行される書類」が必要です。例えばロストバゲージの場合は、
・航空会社の証明書(原本)
・ パスポートのコピー ( 出入国日の確認が必要となりますので、(1)パスポートNoと名前のページおよび(2)日本の出入国スタンプ欄(自動化ゲート利用でスタンプの押印がない場合は搭乗券(航空券)の半券、Eチケット控え、旅行日程表、航空会社の搭乗証明書)のコピー)
・その他、各種書類(間違いなくロストバゲージしていると記載されている書類とか。空港でもらえます。)
・購入したものの領収書原本(ロストバゲージしたせいで、買わなければならなくなった物品の領収書。服、下着、シャンプーなどの生活用品など。)
このくらいの書類が必要です。特に、領収書や、現地空港での証明書類は忘れないようにしましょう。
万が一のときのリターンに対して、保険金額は微々たる物。旅行前に忘れずに保険に入り、気持ちにゆとりのある旅を楽しんでくださいね。