帰宅部。

【海外旅行】新婚旅行でイタリアへ行った話⑧。五日目~フィレンツェ編その1~

 こんにちは、satoです。最後の都市はフィレンツェ。ここに帰国まで滞在します。屋根のない美術館といわれるフィレンツェは、どんな街なのでしょうか。

1.前日のちょっとした振り返り

 前日は、italoの遅延があって、ローマからフィレンツェに入るのが少し遅くなってしまいました。そのため、この日に予約していたホテルのチェックインも遅れてしまったり、フィレンツェまで迎えに来てくれる友人にも迷惑かけたりと、大変でした。

 幸い、何事もなくフィレンツェに入ることが出来、友人宅で夕食をいただいてホテルに戻り就寝。凄く疲れていたようで、いつ寝たのか覚えていません笑

2.恒例の朝食レビュー~チェックアウト

 宿泊したのは カザーレ デイ チェント アクリ(Casale Dei Cento Acri) です。booking.comで予約しました。

 実はここ、初日にストライキが起きたため、フィレンツェに入れず、事前予約していたのに泊まれなかったホテルです。しかも、流石にイタリア語は話せないので、泊まれない理由が説明できず、ホテル側は「当日泊まりに来なかった客」として認識していたはずです。

 今回のチェックインの際に友人にお願いして、初日に宿泊できなかった理由を説明してもらいました。すると、店主のリーザさん(とっても可愛いおばあちゃんでした)が、「まあ、それは大変だったでしょう。昨日はフィレンツェに入ることが出来て本当に良かった。こちらこそ、そんな理由があったのに返金出来なくてごめんなさいね。美味しい朝ご飯を用意しているから食べていってね。」と話してくれました。こちらこそごめんなさい。(ホテル代は、保険に入っていたのでそこで保証してもらえるようです)

ろくな写真がありませんが、パンもスープもオムレツも全部美味しかった
リーザさんが、妻に帽子と花をプレゼントしてくれました。日本人はとっても可愛いんだそう。

 お見送りまでしていただきました。フィレンツェ郊外ですが、歩いて中心部まで行ける距離です。のんびりフィレンツェで過ごしたい方、おすすめのホテルです。

booking.comに掲載されている外観写真です。庭も広く、開放感あってよかったです。部屋も広いですよ。

3.車でサン・ジミニャーノへ。トスカーナの郊外を堪能する。

 この日は土曜日。友人に協力していただき、トスカーナ州おススメの街に連れて行ってもらうことに。サン・ジミニャーノというコムーネ(イタリアでの自治体のこと)に行ってきました。

 イタリアには、市町村という概念はありませんが、人口8,000人程の街なので、日本では「村」と翻訳されているようです。

 ちなみにイタリアの交通事情なのですが、イタリアで運転できれば、どこの国でも運転できると思います。そのくらい、皆さん飛ばすしクラクションは常に鳴っているしで、ヒヤヒヤです。滞在中は事故は一回もみませんでしたが。運転できる友人は凄いです。

塔がたくさん建っています。

  美しい塔が立ち並んでいるこの村は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。小さい村なので、二時間もあれば隅々まで見ることが出来ます。風景、街並み、食事、買い物。本当に行って良かった村でした。

正面入り口はここみたい。
村の端。オリーブ畑を一望できます。
見晴らしいい。この日も天気に恵まれました。
村の中心部。広場になっています。

 トスカーナ地方は、伝統的な織物が有名ということで、お土産、自分たち用に何枚も買いました。そのほか、革製品もとても安く(イタリア全般がそうですが)、日本の何分の一くらいの値段で手に入れることが出来ます。

遅めの昼食。3人それぞれランチメニューで違うパスタを頼みました。

 飲食店も沢山あるので、食事にも困らないです。このパスタも美味しかったなー。ランチメニューで、一人12ユーロ(1,600円くらい)でした。

 帰りまでに、パスタ麺、ペペロンチーノ用の味付け調味料等、色々買ってきました。またサン・ジミニャーノに行きたいです。

 帰りは、ミケランジェロ広場に連れて行ってもらいました。ダヴィデ像のレプリカが飾ってあり、フィレンツェの街を一望できます。

レプリカといえど、とてもデカい。
遠くに、フィレンツェのドゥオーモが見えます

 本日は、フィレンツェのドゥオーモ付近にホテルを取りました。2連泊なので、荷物も持って歩かなくていいし、楽に過ごせそうです。

4.チェックイン、、、出来ない!?ホテルの入り口はどこ?

 友人に近場まで送ってもらい、ホテルにチェックイン、、、したいのですが、なぜだか見つかりません。ナビではもう入り口あたりに来ているはずなのに。

 仕方ないので、ホテルに直接電話を。どうやら英語は通じそうなので、「近くにいるんだけど、ホテルらしきものが見当たらない。どうすればいい?」と話しました。電話の相手は、入り口がもう目の前だと言ってくれるのですが、どれだかわからない。

 らちがあかず、周辺を歩き回りながら困っていると、イカツイおじさんが声をかけてくれました。どうやら困っているのが分かったようです。なにやら「電話替わって。ここまで迎えに来てもらうように伝えるよ」と言ってるみたいだったので、電話を渡して話してもらいました。怖そうな人だったけど、普通にいい人でした。

この革屋さんの店主が電話してくれました。お礼に帰り、革ジャンを購入!ありがとう。

 結局スタッフに迎えに来てもらい、案内してもらいました。確かに近くにあった。んですが、日本でいうところの、マンションみたいな建物で、そもそも正面エントランスの鍵空いてないんだから入れないと思います。未だに、どうすれば良かったのかわからないんですが、知ってる人いたら教えてください。

 受付を済ませ、部屋に。キッチンも付いていて、滞在中は掃除も入らない。チェックアウトする時は、外のゴミ捨て場にまとめたゴミを捨てる。等、フィレンツェに住んでいる気分になれるホテルでした。こういうタイプのホテル、初めてでしたが凄く良かったです。

窓からのフィレンツェの街並み。
コンロが4口ついてる、本格的なキッチン。
CGみたいな風景。

 外に出てみました。屋根のない美術館、というのは本当ですね。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会 。凄い迫力です。

 この後は、近所のレストランで夕食を食べ、部屋でゆっくり。今回の旅行で一番リラックスできたと思います。フィレンツェ観光できるのはあと1日だけ。楽しみです。

5.フィレンツエ1日目(サン・ジミニャーノ村も)まとめ

明日は最後の観光。フィレンツェを歩き倒します。