帰宅部。

【海外旅行】新婚旅行でイタリアへ行った話⑦。四日目~ローマ編~

こんにちは、satoです。4日目。残すは2都市です。 今回はローマ。

1.どこのホテルでも、朝食は楽しみです。

 まずは朝食を。チーズ、肉、パン、どれをとってもとにかく美味しい。

ここの朝食は特に美味しかったです。ホテルのレビューでも朝食は皆さん高評価でした。

 食事を終え、ちょっと休憩しつつ出かける準備を。

窓開けたら、遺跡っていう。今日の観光が楽しみ。
ホテルの外観はこんな感じ
朝はご機嫌斜めでした笑

 さあ、出発します。

2.とりあえず、コロッセオに向かう。が、観光できず?

 ホテルからちょっと歩けばすぐに、地下鉄マンゾーニ駅があり、ここからコロッセオ観光のため、その名も「コロッセオ駅」に向かいました。

駅出たらすぐコロッセオ。でかい。

 駅を出たら、目の前にコロッセオがあるので、迷うことはないです。

コロッセウム(ラテン語: Colosseum, イタリア語: Colosseo コロッセオ)は、ローマ帝政期に造られた円形闘技場。英語で競技場を指す colosseum や、コロシアムの語源ともなっている。建設当時の正式名称はフラウィウス円形闘技場(ラテン語: Amphitheatrum Flavium)。現在ではイタリアの首都ローマを代表する観光地である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%AA

 西暦80年から存在しているこの建造物は、競技場として使われていました。一部が欠けているのは、過去にこのコロッセオの資材が、ほかの建造物に流用されていたためです。1,700年台、 ローマ教皇ベネディクトゥス14世 によって、コロッセオが神聖であるとされ、保存されるようになりました。修復されることはなく、このまま保存されていくようです。

コロッセオ内部に入るには、チケットが必要です。が、私たちはチケットを事前購入していなかった(他にもローマで見たい場所があるので、時間をかけるツアーだと都合が悪い)ので、直接現地でチケットを買おうと思っていました。

けれど、チケット売り場は長蛇の列で、いつ買えるともわからない状態。他にも、真実の口やらトレビの泉やら、観光したい場所があるので、コロッセオ内部の観覧はやめることに。同じエリア内にある、パラティーノの丘を見て、次に移動です。

コロッセオ。ものすごい行列でした。

3.真実の口を見に行こう

 お次は「真実の口」です。お隣のチルコ・マッシモ駅に移動し、そこから徒歩で向かいます。(因みに、コロッセオから歩いていけないこともない距離です。

真実の口(しんじつのくち、イタリア語: Bocca della Verità(ボッカ・デラ・ベリタ))は、ローマにある石の彫刻である。
ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Santa Maria in Cosmedin)の外壁、教会の正面柱廊の奥に飾られている。元々はフォロ・ボアリオ地区の寺院内にあった集水器の覆いであったと考えられている。刻まれている顔は海神オーケアノスのものとされる。
手を口に入れると、偽りの心がある者は、手を抜く時にその手首を切り落とされる、手を噛み切られる、あるいは手が抜けなくなるという伝説がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AE%E5%8F%A3

  駅からは一直線に歩いていけばいいので、これも迷うことはないと思います。駅名にもなっているチルコ・マッシモなのですが、主に競技場として使われていた遺跡です。私たちは行きませんでしたが、中を観光できるようです。

真実の口へ向かう途中に見えるこの遺跡群が、チルコ・マッシモです。

 真実の口は、これ自身が主役なわけではなくて、 サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 の入り口に飾られているオブジェです。しかも、元々はマンホールの蓋だったと言われています。でも大人気の観光名所です。映画「ローマの休日」の影響でしょうか。様々な人種の方々が来ていました。

 現地に到着すると、行列ではありましたが20分ほどで私たちの番になりました。拝観料は徴収されませんが、寄付を募る箱が置いてありますので、余裕があれば協力しましょう。私は1ユーロ寄付しておきました。

口の中は、皆さんの手の脂で黒く、ツルツルになっています。もちろん噛まれることはない笑

  サンタ・マリア・イン・コスメディン 教会は、6世紀から存在しています。

コスメディンは、ギリシャ語で「装飾」を意味します。英語の「コスメ」の語源ですね。

当時の装飾がそのまま残っています。

教会内は、出口まで一直線のルートなので、30分もあれば全て見終わります。出口付近には、お土産屋さんがありました。ここでは、真実の口のミニチュアを購入し、移動。小さめの教会ですが、当時の美しい装飾がそのまま残っていて、満足です。

4.トレヴィの泉へ!!

 この時点で昼過ぎてました。夕方にはitaloでフィレンツェに移動しなければいけないので、早めにトレヴィの泉に移動します。

 チルコ・マッシモ駅からバルベリーニ駅に移動します。

但し、バルベリーニ駅が最寄駅ではありますが、トレヴィの泉までは少し距離があり、迷うかもしれません。私たちは時間も惜しく、足も痛くなってきたので駅前からタクシーで移動しました。

トレヴィの泉に来ました!!混雑具合がヤヴァイ。
この部分、実はポーリ宮殿という建物の壁です。
横からのアングル。

トレヴィの泉(トレヴィのいずみ、イタリア語: Fontana di Trevi)は、ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉(噴水)である。ローマでも有数の観光名所として賑わっている。トレビの泉トレドの泉とも呼称される。
ポーリ宮殿(Palazzo Poli)の壁と一体となったデザインで、中央に水を司るネプトゥーヌス(ポセイドーン)が立ち、左に豊饒の女神ケレース(デーメーテール)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されている。これら池全体の造作はニコラ・サルヴィ (Nicola Salvi) 
の原案でピエトロ・ブラッチ (Pietro Bracci) が制作した。
なお、トレヴィの語源については諸説あり、『ローマの水道と噴水』(1977)の著者チェーザレ・ドノーフリオによればかつてあった地名トレビウム (Trebium) に由来するというが、一般的にはトリーヴィオ(Trivio。ラテン語ならトリウィウム(trivium) )すなわち「3つの道」、「三叉路」が語源と考えられている。  

~ 後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあり、投げるコインの枚数によって願いが異なるとされる。コイン1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができると言われる。3枚の願いはキリスト教が離婚を禁止していたという歴史の名残りである。このコインは半分がカトリック系チャリティ団体に寄付される。 ~

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%81%AE%E6%B3%89

 いやー、平日にも関わらず、世界中から観光客が来ているのでしょう。人がすごかった。かといって、皆さん入れ代わり立ち代わり写真を撮っていくので、少し待てば前のほうにも問題なく進めます。

 ただし、人がたくさんいるということは、それだけスリなどの危険も増すということ。イタリアは、命の危険性のある犯罪はあまりないですが、スリ系の軽犯罪は結構多いようです。私たちは、旅行前から結構調べて、勉強していったつもりなので、危ない目には一度も会いませんでしたが。日本と同じ感覚では一発でやられてしまうと思います。

 コインも泉にしっかり寄付。そういえば、トレヴィの泉のコインなんですが、年間で一億円ほどの収入があるそうです!すごい。

 また、前述の「ポーリ宮殿」について、ちょっとした都市伝説があるようです。調べたところによると、このポーリ宮殿は昔、枢機卿とその家族が住んでいた建物とのこと。 噴水完成直後、その家族の厄介者の息子が死体で発見された。殺人か自殺かについて議論が沸騰した。その家族に近いローマ法王は、自殺だとしたそうであるが。

この噴水に向かって2階の窓の一番右は、実は絵なのだそうです。この部屋で、過去に人が死んでいるようですね。建物は現在、政府の持ち物になっているようですが、いまだにこの部屋は立ち入り禁止になっているとか。

 さて、トレヴィの泉にも行ったので、近辺で食事を。いい感じに安くて、庶民的な食堂っぽいところを見つけたので、入ってみます。

入りやすくて、雰囲気もとても良い店でした。
日本では飲まないコーラ。旅行中は美味しくてよく飲んでいました。日本のより甘い気がする。
妻はカルボナーラをいただきました。庶民的な店なのに、パスタがめちゃウマ。さすがイタリア。
私はペペロンチーノ。辛めでニンニクも効いてました。美味しい。

 食事のあとは、ジェラート。イタリアといえば、ジェラートですよね。

ミニサイズのダブル(200円くらい)だけど、大きい。暑かったので、すぐ溶けてきました。美味しかった。

 疲れも癒えたので、テルミニ駅まで歩くことに。約2kmくらいでした。やはり、街のことをよく知るには、歩くのが一番だと思います。

途中、スーパーに寄りました(イタリアにはコンビニがありません)。なんかオシャレ。
パスタだけでも凄い種類でした。

飲み物を買って、移動再開。

普通の道がオシャレ。
この噴水も、何かしら歴史があるんだろうな。

 そうこうしているうちに、ローマ・テルミニ駅へ。あとは、italoの発車まで待つのみ。駅内を散策します。

駅内のフードコート。日本食もありました。

5.italoが来ない!!遅延?

 italoの出発時間に合わせて、駅に戻ったのですが、電光掲示板になにやら不穏な文字が。どうやら遅延しているようです。それも、一時間以上、、、。このままだと、ホテルのチェックインも難しくなってしまいます。というのも、今日のホテルは、20時までのチェックインをお願いされていたためです。急いでフィレンツェの友人に連絡し(フィレンツェ駅まで迎えに来てもらうようお願いしていたので)、遅れること、それから、このことをホテルに連絡してもらえるようにお願いしました。

 ていうか、この旅行で、大体のアクシデントを経験している気がする、、、、。

 結局、フィレンツェに到着したのは21時過ぎ。友人が車で来てくれていたので、ホテルまでとりあえず送って行ってもらい、チェックインを済ませました。

 その後、友人宅で、美味しい夕食とお酒のおもてなしを受け、イタリアの話を色々聞かせてもらいました。

友人宅にて。食事を準備してくれました。ありがとう!パンもパスタもすごくおいしかった。

明日からはフィレンツェに2泊3日。車で色々と連れて行ってくれるそうで、楽しみです。

6.ローマのまとめ

 ローマが今回の旅で一番南に位置しているのですが、体感的に最も治安が悪めと感じました。観光客慣れしているというか、カモにみているというか。もちろん親切な方もたくさんいます。が、他のエリアより少し持ち物とかに気を配って行動したほうがいいかもしれません。場所的には、最も歴史を感じるエリアでした。旅行を実感するかも。