帰宅部。

【海外旅行】新婚旅行でイタリアへ行った話⑥。三日目~ヴェネツィア編~

 こんにちは、satoです。旅も3日目。今回は初めて都市を移動します。

1.ミラノ→ヴェネツィアに移動

 この日は朝早めにチェックアウトして、ミラノ中央駅からヴェネツィアのサンタ・ルチア駅に移動します。移動手段は「Italo(イタロ)」という高速鉄道です。

これがitalo。新幹線みたいなものだと思います。

 Italoとは、ヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャトーリという鉄道事業者が運行する高速鉄道です。

 2014年4月より運行が開始されているこのItalo。スペックは以下の通りです。
・デザイン:ジョルジェット・ジウジアーロ(アルファロメオ、フィアット、アウディ、マセラティ、                     デロリアン等、様々なデザインを手がけるデザイナー)
・カラー :フェラーリと同じ赤色( フェラーリのモンテゼーモロ会長が出資しているため。他に
                 TOD’Sの社長も共同出資)
・最高速度:360km(日本の新幹線の最高速度は、 東北新幹線/宇都宮~盛岡間の320km)
・旅客定員:460人

 流線型で真っ赤なボディがかなりスタイリッシュです。

乗車券は、日本から購入しました。海外のサイトで直接購入する方法もあったのですが、日本語対応ではなかったので、レイルヨーロッパというサイトで購入。

インターフェイスがわかりやすいサイトです。

  海外サイトで直接買うよりちょっとだけ手数料かかりますが、日本語で間違いなく買えるので個人的にオススメです。

 もし、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語のいずれかが出来るようなら、公式サイトで購入してみてはいかがでしょうか。

公式サイト:トレニタリア

 30分前くらいにミラノ中央駅に到着し、Italoを待ちます。電車の情報は電光掲示板で表示されているので、到着路線にスタンバイ。

 約2時間30分でヴェネツィア・サンタルチア駅に到着です。

 そういえば、少し前にこんなニュースがありました。

・ベネチア駅前の景観、岡山にそっくり? 地元民も「既視感ある」「岡山駅だ…」

確かに日本っぽい風景ですね。でもこれ、ヴェネツィアはヴェネツィアでも、「メストレ駅」なんですよね。

  位置関係はこんな感じです。行き先をメストレ駅にしてしまうと、水の都にはいつまでたっても到着しません。ゴンドラに乗りたければ、サンタルチア駅を行き先にしましょう。

2.水の都に到着!眺めが素晴らしい!!

 昼前にサンタルチア駅に到着しました。観光前に荷物預かり所へ。軽装になり、観光を開始します。

駅前からこんな眺めが展開します。最高です。

本当に素晴らしい眺めです。小学生?達の遠足集団が歩いていましたが、子供のころからこんな場所を遠足できるなんて、羨ましいです。

遠足、楽しそうでした。

 ではまずヴェネツィアとは。どんなところなんでしょうか。

ヴェネツィア(イタリア語: Venezia )は、イタリア共和国北東部に位置する都市で、その周辺地域を含む人口約26万人の基礎自治体(コムーネ)。ヴェネト州の州都、ヴェネツィア県の県都である。ヴの表記によりベネチアと表記されることもある。
中世にはヴェネツィア共和国の首都として栄えた都市で、「アドリア海の女王」・「水の都」などの別名をもつ。英語では「Venice」と呼ばれ、これに由来して日本語でもヴェニスベニスと呼ばれることもある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%84%E3%82%A3%E3%82%A2

 イメージの中でのヴェネツィアは、ヴェネツィア本島と呼ばれる部分で、約5k㎡くらいの広さです。島内に車は入れませんが、アドリア海を水上バスや水上タクシーが入っており、移動の手段として使われています。観光ではゴンドラも有名です。今回はそれも予約して乗ってきました!

 四方を海に囲まれている島、みたいな感じです。また、ヴェネツィアの歴史は5世紀から始まっており、過去には「ヴェネツィア共和国」という、歴史上最も長く続いた共和国として存在していました。(1,000年以上も!)

 サンタルチア駅から、サン・マルコ広場周辺を目指して歩きます。本島はあまり広くないので、もし1日フルで観光出来るなら、ほぼ全部まわれると思いました。この日は18時くらいにヴェネツィアを出て、ローマに向かう予定。今思えば、一泊してでものんびり観光したい、そんな場所でした。

3.歩いて~ご飯食べて~観光して

 ゆっくり歩いて、街を散策しながら観光します。主に写真で説明。

ヴェネツィアといえば、このマスクですね。
窓際にある植物は、虫よけのためのハーブであることが多いそうです。
至るところに小さい橋がかかっていて、観光風景が見れます。
どこを歩いても、絵になる街並み
サン・マルコ広場。

 街全体に毛細血管の様に走っている路地を歩いて行けば、そのうちサン・マルコ広場に出ます。

鳩とウミネコが餌を貰いに。
サン・マルコ寺院は混んでいて、時間がなかったのでスルー

 サン・マルコ寺院は、現在の場所に建てられた1090年頃から、現在までに何度も建て増し、改修を受けている。(900年も!)

 荷物チェックが結構厳しいらしく、リュックもダメと言われることもあるそう。サン・マルコ寺院を正面に見て、左奥に荷物を預かってくれる場所があるようです。

あ、そうだ。今回の旅では成田空港にて、イタリア本国で使用できるwi-fiをレンタルしました。そのため、入り組んだ道でも快適にナビが使えて、とても助かりました。一日あたり1,000円くらいでレンタル出来るので、旅行に行くときはレンタルすることをオススメします。

 間違っても、海外ローミングしないように。超高額請求されちゃいますよ。

 サン・マルコ広場を抜けて、波止場方面に。

天気予報では雨だったけど、快晴!!しかし、暑かった、、、、

 昨日予約しておいたゴンドラに乗って楽しむ。(相乗りシステムで一人3,500円くらい)

並走していたゴンドラ。船頭さんはどの船も陽気。
船酔いするほどは揺れないです。

 ゴンドラもピンキリで、6人くらいの相乗りシステムで集めるゴンドラもあれば、カンツォーネを歌ってくれる歌手付のものや、二人きりで乗せてくれるものまで様々です。相対的に、プライベート感が強くなれば、値段も上がっていくイメージですね。帰りは水上バスで、サンマルコ駅前まで戻りました。

駅で荷物を受け取って、Italoでローマに移動!!

4.ローマに移動。素敵な宿で猫に出迎えてもらう

 ローマ・テルミニ駅に到着したのは、22時30分頃。ここからタクシーでホテルまで向かいます。(結構暗く、夜は治安もいいとは思えませんでした。体感ですが。)

 たまたま乗ったタクシーの運転手さんが、日本のカルチャー(特にアニメ)にとても詳しく

「鋼鉄ジーグ知ってるかい?あれは最高だぜ!!」

これ。イタリアでも過去に放映されていて、国民的人気なんだとか。
影響を受けたこんな映画も。イタリアで大ヒット。見てみます。

「ケンシーロ知ってる?」(たぶん北斗の拳のことだと思う)

と言いながら、お気に入りのアニソンを車で流すなんてことをしてくれ、長旅で疲れている私たちを和ませてくれました。あの時のお兄さん、親切にしてくれてありがとう!!

 ホテルまでは車で10分くらい。15ユーロくらいだったと思います。

今回の宿はここ。ホテル エモナ アクアエドゥクトゥス。アゴダで予約しました。

敷地も歴史を感じさせます。
黒猫が道案内!
お利口さんでした。

 あまり人通りのないエリアに佇むこのホテル。古い建物を大切に使っていて、オシャレ。敷地内には小規模のガーデニングがあり、なんと黒猫がお出迎えしてくれました。可愛い。

大きいホテルではありませんが、調度品のセンスも良く、清潔感もあってとても良かったです。

 受付を済ませ、本日のお部屋に。中も古いタイプのホテルですが、特に不便さを感じることもなかったです。また、小さいバルコニーがあったのですが、ここがまた良い。まさに古きよき、という感じでした。

部屋の鍵。オブジェがかっこいい

 店主に近場のスーパーを教えてもらい、軽く食べるものを購入。明日はローマを散策です。

軽く食べるものだけ購入。

5.ヴェネツィアのまとめ

・ヴェネツィアのアドリア海を見たいなら、サン・マルコ駅までいくべし。

・島は大きくないので、時間に余裕があれば、是非一泊以上してのんびり観光を!

・ゴンドラ最高!!

 イタリアに行ったら、是非観光コースに加えてほしいです。